終活

 私たちの心の底には、思い出したくないたくさんの感情が詰まっています。
そのまま、無視して目にしなければ無かったことになるというものではありません。
それらは何の脈絡もないようにみえる原因となって人生に影響を与えます。
思いがけない理不尽な出来事、今までの努力が台無しになるようなトラブルなど、偶然を装って顔を出します。
それが自分の中にしまい込んでいた負の感情だとは気付きません。
だから、いつまでも何度でも苦しい体験を繰り返すことになります。
ところで、終活という言葉があります。
人生の終わりのための活動という意味らしいですが、人生の終わりは誰にも分かりません。
若くして終わる人もいますし、百歳を越えても続いている人もいます。
だから、生きている今が、そのときです。
心の底に押し込んで半分忘れているものもあります。
それらの一つひとつと向き合って詰まりを流すと、この先の人生がとても生きやすくなります。
いつ終わってもいいと思えるくらいに。